こころの診療所 から

宝塚市大橋クリニックの院長ブログです

花 すべての人の心に花を

ずいぶんとブログのアップが滞っておりました。ご紹介したいことも、あれが良いかなとか、これが良いかなと考えていると、なかなかうまくご紹介できないかなとか、誤解のないようにと思ったりして控えめになってしまうところがありました。 それで、今日、た…

ブーゲンビリアがさらに!

その後ブーゲンビリアですが、さらにさらに花を咲かせました。もともとは花屋さんが鉢の上にくるくる渦を巻くようにくくりつけてあったのですが、今はツルが伸び放題でした。 ただ、こうやって花がさらに増えてくるとこれはこれで綺麗だなと思います。立派な…

新型コロナウィルス感染症と通院不安の関係についての論文が出版されました

まだ寒いですが、天気は青空ですね。気持ちよい季節になりつつあります。 さて、当院で患者さんの皆様にご協力いただいた調査が論文になりました。新型コロナウィルス感染症蔓延下で、通院の不安を高めるのは何か?という調査です。 onlinelibrary.wiley.com…

ブーゲンビリアが咲きました

当院のカウンセリングルームにはブーゲンビリアがあります。確か2年前の冬にお世話になった先生からいただいたものです。残念なことに、その年の年末年始の正月休みに水をあげるのを忘れて、きれいだった花が全部茶色くなってしまい、葉も全て落ちてしまい…

本の紹介: ADHDの子どもたちをサポートする本

お子さんがADHDと言われている方に時々お会いします。参考になる本はないかなと探していたところ、とてもよい本を見つけました。「ADHDの子どもたちをサポートする本」です。 障害の様子から原因、治療、どうサポートするかなど非常に詳しく書かれてあります…

本の紹介: きみもきっとうまくいく 子どものためのADHDワークブック

今回は本の紹介です。私自身落ち着きがないほうなのですが、集中力、落ち着きのなさが生活に支障をきたす障害としてADHD(注意欠如・多動症)というものがあります。 今回ご紹介する本は、小さいお子さん向けの本です。ADHDの本というと子供向けとはいえかな…

新型コロナウィルスワクチンについて

時々患者さんから新型コロナウィルスワクチンについて質問されます。 打つか打たないかは個人の判断ですが、できる限り正しい情報に基づいて決断したいものです。かといってわかりやすくなければなかなか見る気になれませんよね。 というわけで、私のお勧め…

呼び出しスピーカーを設置しました

患者さんをお呼びする時、これまでは受付や私が直接ドアを開けてお呼びしていました。直接お呼びするほうが丁寧かなと思っていたのですが、ほんの少しですが時間がかかるように感じるようになりました。 そこで、呼び出しスピーカーを設置してみました。これ…

コロナに負けないこころのケア

先日心理療法の研修を受けたら、講師の方が良いサイトを紹介してくれました。国立精神・神経センターのサイトです。 www.ncnp.go.jp 不安とどう付き合って行ったらよいかのヒントがあります。前回ご紹介した座禅とは異なる呼吸法の紹介もあります。私は座禅…

おうちで座禅

心理療法の世界ではマインドフルネスというのが流行りの一つです。要は瞑想、座禅のようなものです。私自身もストレスがたまってくると、瞑想をしてみたりしています。最近は時々ですが、昔は毎日のようにやっていた時期もあります。いずれにしても、これだ…

2021年もどうぞよろしくお願い申し上げます

2020年は本当に大変な年でしたね。人と人との距離が離れてしまったり、仕事や生活スタイルが大きく変わりました。私たちのクリニックでも毎日検温をしたり、感染防御のマスク、仕切りの設置、また2020年の後半にはこれまで開かなかった窓を、換気のために開…

サボテンの花が咲きました 

当院の受付前にはサボテン?があるのですが、毎年花が咲きます。 よりによってこんなに寒いときに花が咲いています。もう二つ鉢があって、その鉢には名前のわからない観葉植物が植えてあるのですが、こちらも花が咲いています。この観葉植物は色々なところで…

認知症の40%は予防できる!

昨日、認知症についての講演会をしてきました。主催者の方もしっかり対策をしてくださり、Webでの講演会となりました。これからはこういう形式でないと聞く人も話す人も心配ですよね。 内容は、「認知症の予防や対策」についてです。今年にランセットとい…

2年が過ぎました

10月末日で開業後2年が過ぎたことになります。精神保健福祉士&カウンセラーの木村さんが入職して、だいぶ治療やサポートの幅が広がりました。訪問診療も継続的に求められています。今年は当院のある宝塚市だけではなくて、池田市の保健所のこころの相談…

本の紹介: 病的ギャンブラー救出マニュアル

今回も本の紹介です。「病的ギャンブラー救出マニュアル」伊波真理雄著です。 ギャンブル依存についての本ですが、医療者だけではなく、NPOの方や実際にギャンブル依存の経験者も執筆者に入っており(というかそちらの方が執筆している量が圧倒的に多い)…

本の紹介: 「もし部下が発達障害だったら」

本日は本の紹介です。「もし部下が発達障害だったら」佐藤恵美著です。 当院でもたまに会社の上司から発達障害じゃないか見てもらってこいと言われて受診する方がいます。そんな現状と医療側のできることをしっかりと紹介してくれているのが本書です。 もし…

非接触体温計を設置しました

なかなか新型コロナも収まらず、何となく安定しない気持ちを持たれている方も多いのではないでしょうか? 当院では待合室がなるべく密にならないように心がけておりますが、午前中は予約制ではないので、どうしても人が重なる時があります。少しでもリスクを…

本の紹介: 「会社に行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由

今日は本の紹介です。調子が良くなった患者さんから聞いた本です。タイトルが強烈で、うーーーん大丈夫かなという感じですが、読んでみるとなかなかよい内容だったのでご紹介します。 「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギ…

専門家向け: うつ病についての論文が出版されました

うつ病とは何か?疾患概念に関わる思い入れのある研究が出版されました。 link.springer.com うつ病と抗うつ薬による治療には根強い考えがあります。それは、内因性うつ病、DSMでいうところのメランコリックタイプには抗うつ薬が良く効くが、そうでないもの…

本の紹介: 自分でできる認知行動療法

今日は本の紹介です。「自分でできる認知行動療法 うつ・パニック症・強迫症のやさしい治し方」清水栄司著 先日認知行動療法のマンガをご紹介しましたが、こちらは実際にカウンセリングを受けるときはこんな感じで流れていくのだというイメージを持っていた…

”ひきこもり”についての論文を書きました(研究者向け)

しばらくブログの投稿をしていませんでした・・・なんでしょうか、気力が今一つ湧かず。気候で調子を崩す患者さんもいらっしゃいますが、私もそんなところがあるのかもしれません。 さて、以前勤めていたクリニックで行った”ひきこもり”に関する研究が論文に…

本の紹介: パニック障害でもがんばれる!

今日も本の紹介です。「パニック障害でもがんばれる!」ほり みき著 パニック障害の様子がよくわかる本です。それにマンガなのでとっても読みやすい。 パニック障害というのは急に動悸や息苦しさ、発汗、死んでしまうんじゃないか、などなどの症状が出現して…

本の紹介: マンガでわかる認知行動療法

蒸し暑い日が続きますね。皆様お体お大事になさってください。 さて、本の紹介「マンガでわかる認知行動療法」大野裕著です。 世の中にはたくさんのカウンセリングの方法があります。皆様はカウンセリングというとどのようなものを思い浮かべるでしょうか? …

診察室の椅子のカバーを変えました 自然イメージと私の思い出

診察室の椅子カバーが擦り切れてきたので、黄緑色のカバーに変えました。 もともとは落ち着いた抹茶色だったのですが、明るい雰囲気になった方がよいかなと思いまして。私が寸法を測って、それをもとに郵送で手作りで作ってもらいましたが、私の設計図が間違…

本の紹介: マンガでわかる アンガーコントロールガイド

今日も本の紹介です。 「マンガでわかる アンガーコントロールガイド」清水栄司著。 怒りのない人はいないですよね。一方で、怒りとどう付き合うか。なかなか難しいものです。 本書はその怒りとの付き合い方をわかりやすく紹介しています。認知行動療法とい…

本の紹介: うつ病九段 漫画版

先日、『うつ病九段』を紹介しました。大変面白いのですが、文字だけなのでとっつきにくい方もいらっしゃるかもしれません。 漫画版が出ているということで早速見てみることにしました。 結論から言うと、文字の本をそっくり再現していて、絵なので読みやす…

本の紹介: うつ病九段

クリニックの本棚にある本の紹介です。「うつ病九段」先崎学著 プロ棋士がうつ病になり、そこから回復していくご本人の体験談です。かなり思いうつ病になり、入院、退院、徐々に元気になっていく様子が描かれていますが、非常に読みやすいです。うつ病の経過…

ホームページにちょっと手を加えました

ホームページを少しずつ改善しようと思っています。少しでもほっとする感じが出せたらなと思っていました。 これはいいなあ、というイラストがあって、最近、その方にホームページにイラストを描いてほしいとお願いしたら引き受けてくださいました。その方は…

本の紹介: 一日一生

今回は本の紹介です。「一日一生」酒井雄哉著。 ブログを始めた当初は、患者さんが病気に対して使える自助本や病気関係の本を紹介しようと思っていましたが、最近「それでも人生にイエスと言う」など紹介し始めてしまっています。それもよいかなと思って、あ…

先輩が寝屋川で開業しました

今日は他院の宣伝です。 私の医師・精神科としてのトレーニングは神戸市立医療センター中央市民病院で、精神科病院のトレーニングは姫路北病院、地域医療は寝屋川の三家クリニック、姫路のみやもとハートクリニック、神戸の松岡神経内科です。 神戸市立医療…