こころの診療所 から

宝塚市大橋クリニックの院長ブログです

宝塚市障害者就業・生活支援センターに見学にいきました!

患者さんの生活や就労の支援をしたい。そのためには地域の支援機関と協力することがまずは大事と考えています。

というわけで、「宝塚市障害者就業・生活支援センター ”あとむ”」に見学に行ってきました!

(2018/10/27)

 

www.sazankafukushi.org

 

そもそも障害者就業・生活支援センターというのは何でしょうか?

ざっくりというと、障害があるけれど、いつか働きたい、近々働きたい、もう働いているという方で、どうしたらよいかわからないとか、サポートが必要だと思う方の相談に乗ってくれる場所です。

仕事や生活のサポートに関する情報をたくさん持っていて、「あなただったらこういう風にしたらいいのじゃないか」とアドバイスをくれて、実際に紹介したり、手伝ったりしてくれるところというイメージです。仕事を開始してからも継続して支援もしてくださることもあります。

 

まず、到着前に驚きです!センターは「宝塚福祉コミュニティプラザ」という場所の一画にあるのですが、このコミュニティプラザがめちゃくちゃきれい。いくつかの立派な新しい建物が広々と建っています。全体として調和がとれていてよいところです。

話に聞くと、この土地は個人が寄付されたとか・・・世の中には素晴らしい方がいるものですね。

宝塚福祉コミュニティプラザ

 

さて、本題の宝塚市障害者就業・生活支援センター”あとむ”です。

センターが入っている建物も新しくてきれいです。1Fはレストランと農作物などの品物の販売所がありました。

2Fが面談室ですが、入り口と出口が別々になっていて、訪れる利用者が直接会わないような配慮かと思いました。インターフォンを鳴らしてあけていただきます。

 

いよいよ所長さんとお話しですが、結論からいうと素晴らしい方にお目にかかれてよかった、と思いました。

かなり大先輩というご年齢と思いますが、エネルギッシュな方で、利用者の方のサポートに強い情熱もちながら休みなく仕事をされていらっしゃいました。土曜日に伺いましたがお話終わりには利用者の方もいらっしゃっていたようです。

就労や生活をサポートする機関のお話や、宝塚市の現状もうかがうことができました。全国に就業・生活支援センターはありますが、やはりそこにいる方々がどんな方かによって、成果は違うと思います。あとむは兵庫県でもかなり優秀な成果を出しているということ。

センターを訪れて、ここならば安心して患者さんに相談に行ってみたらということができると思いました。ただ、所長さんがハードワーク過ぎて、お体が心配です。

私も皆様のお役に立てるように頑張ろうと思った良い一日でした。

 

 宝塚市小林駅 大橋クリニック 今井 必生