こころの診療所 から

宝塚市大橋クリニックの院長ブログです

地域活動支援センター ひなた に見学に行ってきました!

今回は地域活動支援センター 「ひなた(陽)」に見学に行ってきました!(2018/11/11)

地域活動支援センターひなた(陽)開所のご案内|社会福祉法人 希望の家

 

地域活動支援センター(地活:「ちかつ」と呼んだりします)は、まだ働くことはむずかしいと感じる方が居場所的に活用したり、レクリエーションに参加したり、時々作業をしてみたりと、まず家からでてみる習慣をつけてみようという段階ぐらいの方によい場所と思います。

 

まだ正確に調べてはいませんが、宝塚市には11こぐらいの地域活動支援センターがあるようです。

「ひなた」さんは逆瀬川駅から歩いて10分弱ぐらいのところにあります。

 

ですが!!場所がとってもわかりづらかったです。建物が普通の一軒家で、表札がかなりかすんでいるので、私は行ったり来たりでした。オレンジ色の大きなマンションの近くです。行くときには携帯電話なりもって、近くだなと思ったら電話するのが良いと思います逆瀬川駅から行くと、ちっちゃなトンネルみたいなところをくぐっていきます。

 

話がそれますが、迷った時に、以前「ひなた」さんがあったところに行ってしまって、そこは発達障害の方などの放課後デイサービスになっていました。そこの方もとてもご親切に地図印刷してくださいました。ありがとうございました。

 

さて、本題です。「ひなた」さん場所がわかりづらいのをのぞけば、家から出て何かしてみよう、でもわからないという方にはとてもよい場所だと思いました。所長さんも優しい方で、お名前など拝見すると、どうも音楽などお得意なのではという雰囲気でした。丁寧にセンター(といっても一軒家)を紹介してくださって、地域の資源についても教えてくださりました。

 

建物は本当に普通の家を使っていて、1階は食事するところや、作業をするところ、2階は休める和室や音楽、話あったりする場所、それからパソコン室があって、そこではお一人学校の勉強かな?自習されていました。

映画を見たり、どこか散歩に行ったり、クッキングみたいなイベントがあったり、人とのコミュニケーションの訓練(SST)などなど色々なプログラムを工夫されていました。

↓ここにスケジュールやプログラムがありますよ。

ひなた(陽)|トピックス(blog)一覧|社会福祉法人 希望の家

 

部品作りの内職などもやっていて、作業所に行くにはまだちょっと継続できないという方でも、この場所であれば時々やってみたいという方にも対応できそうです。

 

仕事はイメージできない、でも何かしないとと思って家で考え込んでいる方にはとても良いのではないでしょうか?家から出て、「ひなた」に行って、そこで一人で時間を過ごすもよし、少しづつ人との接点を持ってみるのもよしと思います。

 

また伺って、色々と一緒にできたらと思った一日でした。

 

宝塚市小林駅 大橋クリニック 今井 必生