今日も本の紹介です。
「マンガでわかる アンガーコントロールガイド」清水栄司著。
怒りのない人はいないですよね。一方で、怒りとどう付き合うか。なかなか難しいものです。
本書はその怒りとの付き合い方をわかりやすく紹介しています。認知行動療法という実証済みのカウンセリングの方法に基づいているので安心して読むことができます。
当院にはもう一冊、アンガー(怒り)マネジメントの本があるのですが、そちらは若干殺風景な体裁で、とっつきづらいかなと思っていました。それで、ブログでも紹介はしていませんでした。
そんな時に、本書を見つけて読んでみるととても分かりやすい!文字の説明もあるのですが、マンガと文字がサンドイッチになって進むのですいすい読めました。患者さんが来ない時間にパラパラと読んでいましたが、すぐに読み終えました。
会社での場面、人付き合いでの場面、家での場面がマンガで紹介されています。会社での場面が多いのですが、他の場面にも応用可能なので心配ご無用。
怒るのを5秒待ってみよう、など実際でできる方法もいろいろ紹介されています。
読んでいると読みやすいのでわかった気持ちになりますが、何度も読んだほうが良いと思います。失敗したなと思ったら、その都度開いて読んでみるのも一手でしょう。
この本を読んだうえで、当院にあるアンガマネジメントのワークブックをやったらよりよいのかも・・・またいずれその本もご紹介しますね。