こころの診療所 から

宝塚市大橋クリニックの院長ブログです

新しい絵をかけてみました

最近はブログが滞り気味ですね・・・

待合室がなんだか寂しいなと思っていて、来られる方が元気になるような絵、もしくは、心が安らぐような絵を探していました。探すといっても、絵なんてどこでさがせばよいのかわからずに日が過ぎていました。

先日たまたま、百貨店でアフリカのティンガティンガ村で描かれている絵など、アフリカグッズの販売をしているところに出会いました。その村はアーティストが集まって絵を描いているとか。

とても明るくて元気になるような色彩の絵だったので、これはいいんじゃないかと思って思い切って購入しました。当院の内装の色調は水彩画のような淡い感じですので、絵が少し力強すぎるかなと思いましたが、かけてみるととても良い感じです。診察室からも、患者さんが入るたびにちらっと見えるのですが、気持ちが明るくなります。

購入するときに聞いた話では、キリンは友愛?の象徴とか。カバはそこに水があるということで、縁起が良いとか。一つ一つの絵のキャラクターに意味があるのかもしれません。そんなことを想像するのも楽しいです。

この絵の作者は、17歳で祖母を頼ってダルエスサラームに出てきて、水をくんで売り歩く仕事をしていたそうです。その頃からティンガティンガの画家になりたいと思っていたそうです。きっと大変なこともふくめて色々なことを経験して、そのうえでこんなに明るい絵をかかれたんだと思います。それを思うと、余計にエネルギーをもらえる気がするんですよね。

お越しの際にはぜひ、ご覧になってください。

 

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