当院のカウンセリングルームにはブーゲンビリアがあります。確か２年前の冬にお世話になった先生からいただいたものです。残念なことに、その年の年末年始の正月休みに水をあげるのを忘れて、きれいだった花が全部茶色くなってしまい、葉も全て落ちてしまいました。ツルだけの状態になっていたのです。
なんとか復活させようと水をあげはじめ、葉はつくようになりました。しかし、昨年も花は咲かず、栄養不足かなと思って肥料をやったりしましたが、結局、葉ばかりの植木でした。ツルの管理も悪くて、いただいた当初はきれいに渦のように巻かれていましたが、今は日の光を求めてブライドの隙間に右へ左へと伸びっぱなしです。
さすがに一年花が咲かなかったので、もうこんなものなのかなと思っていました。ただ、葉はしっかりつくので水だけはやり続けていました。
するとなんということでしょう！最近、咲いたのです！とってもきれいな花です。うれしいので皆さんにご紹介します。
どこかのマラソンの監督が「つらい冬の時期には深く根を張りなさい、いずれ大きな花が咲く」という感じの言葉を選手にかけていたようです。当院のブーゲンビリアも、私のせいで水不足でつらい年末年始がありましたが、１年を経てようやく花開きました。
命というのは力強いものですね。
