こころの診療所 から

宝塚市大橋クリニックの院長ブログです

感染防護対策: 診察室と精神保健福祉士の部屋に工夫しました

先日、受付の感染防護対策をご紹介しました。薄いながらも透明感がよく、良い感じのように思っております。

さて、診察室と精神保健福祉士の部屋にも感染防護の工夫をしました。透明の仕切りを机に設置しました。

本日午後からこの環境で行っていますが、若干違和感がある気がします。話続けているとだんだん違和感が取れていきますが、これは個人差があるかもしれません。新型コロナウィルス感染が落ち着くまでしばらくご辛抱いただけると幸いです。

 

それから、透明の仕切りを導入するにあたって少し考えたことがあります。この新型コロナ感染の蔓延から、マスクをして診療をするようにもなりました。

しかし、こういったマスク着用や、透明の仕切りなどはこれまでの精神科の診療ではまず行わなかったことです。私の場合は患者さんに少しでもリラックスしていただくために白衣も着ず、普段着で診察しています。

患者さんからするとどんな風に感じられているのでしょうか?表情もわかりづらいので話しづらいでしょうか?あまりかわらないでしょうか?かえって話しやすい?

これからの臨床の工夫を考えるうえでも患者さんの声を聴かせていただければと思って、アンケートを計画しています。7問ぐらいで〇をつけるだけのすぐできるものを準備しようと思っています。ご協力いただければとてもうれしいです。

引き続き、患者さんと職員、自分を守るために何ができるか工夫を考えていきたいと思っております。

 

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診察室

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精神保健福祉士の部屋